ビジネスの世界において、必ず知っておかなければならない「上座」「下座」

目上の方や取引先の方との席次マナーとして、間違えてしまうと失礼に当たってしまいます。

特に新入社員や歴の浅い方は知らなかったり間違えてしまいがち。

今回はこれからの日本のビジネスシーンにおいて熟知しておくべき上座、下座をシチュエーション別にご紹介致します。


■基本的に出入り口から一番遠い場所から 

部屋の中での席次では、基本的に入り口から最も遠い奥の席が上座となり、入り口側に近づくにつれて下座になります。

これは部屋のレイアウトなどによって変わってくる場合もあるため、基本知識として抑えておきましょう。

接客の場合では、お客様を上座へ案内します。

また、会社の会議室などでは、議長や社長の役職順に上座から着席します。

その他の場合でも上司や年長者の順に上座から案内します。


■[会議室の場合]

議長がいる場合は出入り口から一番遠い席を議長席とし、議長席から近く、出入り口から遠い順に上座、出入り口に近い席が下座となります。


■[タクシーに乗る場合] 

タクシーの車内では、運転手の後ろが上座、助手席が下座となります。

運転席の後ろは一番安全とされており、下座の方は助手席で、行き先や道順を告げたり支払いをする役割があります。

また、目上の方が運転をされる自家用車などの場合では、助手席が上座となり、下座は後ろ席になるので併せて覚えておきましょう。


■[エレベーターの場合] 

操作ボタンの後ろが上座、操作ボタンの前が下座となります。

お客様をエレベーターにご案内する時は、先にエレベーターに乗り込み、「開く」のボタンを押してお客様を招き入れます。

エレベーターにすでに人が乗っているなどで、先にお客様に乗っていただく場合は、外のエレベーターのボタンを押してお客様をご案内します。


■[景色の綺麗な飲食店の場合] 

景色が正面からきれいに見える席が上座、出入り口から一番近い場所が下座となります。

例外として、出入り口から近い場所が眺めがいい席の場合はその席が上座となります。


■[カウンター席の場合] 

店員さんの真ん前が上座、出口に近い方が下座となります。

3人以上でBARや寿司店に行く場合は一番奥の席ではなく、店員さんの正面に案内するのがいいでしょう。



いかがだったでしょうか。

上座、下座の文化は、日本独特の文化といえるもので、自分が座る場所によって目上の人やお客様に敬意やおもてなしの気持ちを表すためにできたものです。

これからの日本でのビジネスシーンで、必ずと言ってもいいくらいにこれらを実践するケースが出てくるでしょう。

しっかり把握し、適切に実践できるようになりましょう。

今回は上座・下座という基本のマナーをご紹介しましたが、実際には様々なケースがあります。

時にはお客様が心地良いかどうかを基準に、臨機応変な対応も必要になってきます。

目上の方や取引先などのお客様を大切にする気持ちを持っていきましょう。